スマートウォッチ向けアプリ開発
「現場に寄り添った」アプリ開発・導入支援
お客様のビジョンを形に
スマートウォッチアプリ開発
近年、製造業を中心に小売・サービス業のお客様から
ウェアラブル端末を活用した業務改善・効率化のご相談が増加しております。
サービス概要
京葉工業地域に近い当社は、1980年の設立以来、多くの関連企業様と仕事をしてまいりました。
IoTの普及に伴い、最近ではウェアラブル端末を現場で活用されるお客様が増加しております。
私たちは管理系システムだけでなく、スマートウォッチ用アプリの開発にも多数の実績を有しておりますので、
現場での課題を抱えるお客様は、お気軽ご相談ください。
* スマートウォッチ向けアプリ開発は、Google Wear OS 搭載スマートウォッチが対象です。
次のような課題解決をサポートします
設備異常の対応を
迅速化したい
- 作業員が設備や機械の異常に気付かない。
- 異常発生からの経過時間、対応者、対応状況が見えない。
- 担当者が捕まらず停止が長引く。
現場作業員への指示を
効率化したい
- 作業グループや工程間の連絡がスムーズでない。
- 必要な時に担当者に連絡がつかない。
- 作業グループ全員への周知に時間が掛かる。
作業員の安全管理を
改善・強化したい
- 個別の安全確認に時間が掛かる。
- 確認結果の取りまとめが大変。
- 作業員の状態をリアルタイムにチェックしたい。
アプリ開発事例
設備スマート監視システム
システム概要
設備や機械の停止、故障、各種アラートを担当する作業員または作業グループメンバーのスマートウォッチに迅速に通知します。通知を受けた作業員がステータスを変更する(対応中、対応完了、HELP等)と、他のメンバーはそのステータスをスマートウォッチで確認することができます。加えて、管理者は専用の管理システムを通じて、すべての通知とそれに対する対応状況、発生からの経過時間を含め、見やすい一覧形式でチェックできます。
このシステムにより、現場の状況を正確に把握し、迅速な指示を出すことで、設備稼働率の向上をサポートします。
* 設備のアラートはPLC(シーケンサ)経由でシステムによって管理され、PLCの稼働状況も同時に確認します。
システムの特長
01.スピーディーでスマートな設備異常通知
設備に問題が生じた場合、PLC(シーケンサ)を介して作業員のスマートウォッチへ迅速に通知されます。通知は確実に作業員の注意を引くため、音と振動で行います。さらに、トラブルの場所や内容、緊急性(影響の度合い等)に基づき、通知先を細かく設定することが可能です。
この効率的な通知システムにより、設備の監視と対応の指示が最適化されます。
02.効率的な双方向コミュニケーションを実現
設備異常の通知を受けた作業員は、スマートウォッチを使用して対応開始を報告できます。現場での対応が困難な場合は、スマートウォッチからSOSを発信することも可能です。このSOS情報は管理者へエスカレートされ、同時に関連する作業グループメンバーにも通知されます。
このプロセスにより、一方向ではない、関係者全員の間での双方向コミュニケーションが実現します。
03.管理者は専用システムで状況把握、指示を迅速化
設備のスマート監視システムでは、スマートウォッチ用アプリに加えて、専用の管理システムを提供しています。このシステムはPCのブラウザからログインするだけで容易に利用できます。管理システムでは、発生したすべての設備異常とその対応状況の確認が行えます。
また、グループ登録、トラブルの内容に基づく通知の優先順位設定、通知先の設定、通知メッセージの設定など、現場管理に不可欠な機能を豊富に搭載しています。
システムの導入効果
設備スマート監視システムの代表的な導入効果を”3つ”ご紹介します。
設備稼働率の向上
スマートな設備監視と通知機能により、ダウンタイムを最小限に抑えます。迅速な不具合対応が原料や部品の無駄を削減し、生産性の向上と品質の改善を実現します。
対応時間の短縮
設備トラブルの内容に応じた詳細な通知設定が可能です。これにより、現場に出向く前に問題の概要を把握し、適切な準備をして迅速に対応を開始できます。
トラブルの可視化
専用の管理システムを通じて、現在発生している設備異常だけでなく、過去の履歴も確認できます。この情報をBIツールなどで分析すれば、トラブルの傾向を可視化し、理解を深めることが可能です。
その他の開発事例
乗務員の体調管理支援システム
タブレット(Android OS)およびスマートウォッチ(腕時計型ウェアラブルデバイス)を用い、乗務員の安全を確保することを目的としたシステムです。体調異常(疾患を含む)の兆候を検知した場合に警告通知を行い、乗務員が行動不能になる前に車両を安全に停止させることを目的とします。
【タブレット】※通信機能あり
- アプリでスマートウォッチの測定値を監視し、警告を検知した設定閾値を超えた場合、測定データをサーバーへ送信およびスマートウォッチに通知する
【スマートウォッチ】
- 心拍数、皮膚温、血中酸素ウェルネスを測定する
- タブレットアプリからの警告通知を受信したら、装着者へ知らせる
道案内アプリケーション
徒歩移動機能のみで当事者が単独で使える[操作系]と[表示系]を有した、道案内アプリケーションを構築しました。
【PC】
- 目的地までのルートを自動でパターン登録できる(Google maps API 利用)
- 目的地までのルートを手動でパターン登録できる(緯度・経度入力)
- Webアプリケーションにより歩行軌跡を地図上に表示する
【スマートウォッチ】
- LTE 付スマートウォッチ単体での動作
- アプリの常時起動、終了不可(複雑な起動操作・復帰操作回避
- パターン登録したルートに応じて進行方向を示し続ける
- 音声通知、音声警告をする
- ルートを外れた際に、スムーズに元のルートに戻るよう案内する。(Google maps API 利用)
- 位置精度、方位精度が悪い場合 地下、ビル街等)にユーザーに伝達する
- 歩行時に位置情報をクラウドに 登録する
仕分け作業支援システム
リング型スキャナーで伝票のQRコードをスキャンすると、スマートウォッチに配送ルートを示す色とIDを表示するシンプルなアプリケーションです。仕分け作業員はスマートウォッチの表示を参照して荷物の配送ルートを識別します。
指には小型のリングスキャナーを装着し、腕にはスマートウォッチを装着することで、手を完全に自由にして仕分け作業を行うことができます。
この小型のリングスキャナーは、通常のハンディスキャナーとは異なり、手に持つ必要がありません。スマートウォッチも同様に、腕に装着するだけです。
指と腕に装着するこの2つのウェアラブルデバイスによって、仕分け作業を支援するシステムが構築されています。
配送ルートを示す色とIDは、アプリの設定画面から確認できます。
その他活用例
ウェアラブル端末の代表的な業務活用例を”3つ”ご紹介します。
「安全管理システム」
健康管理・熱中症予防
転倒検知など
危険な場所や高温環境下での作業など、現場作業員の安全管理は企業にとって非常に重要な課題です。最近では、建設業や製造業を中心に、スマートウォッチやスマートバンドなどのウェアラブルデバイスを活用した安全管理システムの導入が進んでいます。
「在庫管理システム」
在庫・備品・棚卸・欠品
入出庫管理など
アパレル、小売、レンタル、物流、倉庫業界を含む多くの業種において、利用が拡大しているRFIDタグ。非接触で複数のタグを同時にスキャンできるRFIDリーダーは、現在小型のウェアラブル端末での利用が増えています。これらのRFIDリーダーを導入することで、作業工数を大幅に削減することが可能です。
人・物の「位置情報管理」
屋内作業員の
位置情報を可視化
屋内環境ではGPS信号の弱さや精度の問題から、正確な位置情報の取得は困難でした。近年、GPSに代わる技術としてビーコンを利用した位置情報の取得が普及しつつあります。人や物のリアルタイムな位置情報はもちろん、移動履歴の確認も可能になります。この技術は、作業員の配置の最適化や設備利用状況の分析など、様々な用途に活用可能です。
よくある質問
スマートウォッチ向けアプリ開発に関する、よくある質問と回答をまとめました。
他にもご不明な点がございましたら、「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
- スマートフォンへの通知も可能ですか?
-
対応可能です。
スマートフォン用の専用アプリが必要となりますが、アプリをインストールすればスマートウォッチ同様にご利用いただけます。 - Apple Watchも利用できますか?
-
申し訳ございませんが、現時点では対応しておりません。
スマートウォッチ向けアプリ開発は、Google Wear OS 搭載スマートウォッチが対象です。 - 現在利用している信号灯(表示灯)が変化した時に、スマートウォッチに通知することは可能ですか?
-
対応可能な信号灯(表示灯)もございます。
現在ご利用中されている信号灯のメーカーや型番をお知らせください。
弊社にて対応可否を調査してご案内いたします。 - 現場スタッフの生体データを取得して管理することは可能ですか?
-
可能です。
心拍数や血圧・体温など、各種生体データを取得できるスマートウォッチがございます。
必要なセンサを内蔵する端末を導入、無線LANやWi-Fi環境があれば管理システムで現場スタッフの健康状態を一元管理できます。 - スマートウォッチ以外のloT導入やウェアラブル端末も対応できますか?
-
対応可能な分野がございます。
リストバンドや指輪型端末など、スマートウォッチ以外のウェアラブル端末についてもご相談ください。
Google Wear OS 搭載端末であれば対応可能な場合がございます。
またIoTシステムの開発につきましても、お気軽にご相談ください。
* AR(拡張現実)・VR(仮想現実)コンテンツの制作は当社では行っておりません。
システム導入の流れ
一般的なシステム導入の流れをご紹介します。
運用開始までの期間は開発規模や調達デバイスによって左右されますが、概ね3~6ヶ月程度となります。
お問い合わせ
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